2013年6月2日日曜日

海外一人暮らし① 2012.8.23〜9.7 Paris,France

フランス人の先生のレッスンを受けてみたいと思った。
前々からそう思っていたんだけど学部時代はそれどころでは無かったし、大学を卒業して2年、何となくどこに向かって弾いているんだろう...という思いが強くなっていた時期だったと思う。
今が一番良いタイミングかな...と渡仏を決意。2週間だけだけど。
講習会に行くって事でそれなら向こうで練習が出来ないとなぁ...しかし講習会場の練習室はどうやらピアノ専用らしい。
ホテルで音出しは辛いし、何よりホテル高い...ご飯も毎回外で食べなきゃいかんのか...
ということで2週間アパルトマンを借りて一人暮らしをする事にしました。
親には「大丈夫なのかそれ(色々な手続き的な意味で)」と軽く心配されましたが、まぁなんとかなるだろう...
今まで実家から出た事のない私。初めての一人暮らしはパリでする事になりました♡

講習会自体は8/27からだったのですが、少し早めに行って慣れたいというのと(観光したいというのと)航空券が安かったのもあり出発は22日の深夜に。
アパルトマンも予算、交通の便、設備...と色々考慮して決めました。
携帯はsim free iPhoneのため向こうで普通に連絡とれるし安心。

出発の日、友人が羽田まで送ってくれるとの事。
車で羽田まで行きます。時間にして40分くらい。そしてチェックイン。
荷物の重量が既に23キロでした。おかしい。スーツケースに半分しか入ってないのに。
原因は譜面とレトルトカレーだと思う。
羽田で夕飯を食べました。とんかつ。
この時、出発前にiPhoneの設定を色々いじったせいでAPNがふっとんでて全くネットに繋がらなくて焦りました。 原因が分かった時はほんとに安心した...

という訳でとりあえず無事に離陸。飛行機は満席でした。
パリに着くのは朝の6時なので、とりあえず寝ないといけません。
初めての一人旅、トイレに行くにも荷物を持っていかなきゃいけないし何か不便だなぁ...と寂しくなりました。
映画を2本見て就寝。

そして予定時刻に到着!
ちなみに私は窓側ブロックの通路側に座っていたのですが、隣のおじさんとお姉さんが一度もトイレに立つ事なく着陸しました。大丈夫だったんだろうか...

アパルトマンに入れるのが14時だったのでかなり時間をつぶさないといけません。だけれども大きなスーツケースに楽器を持っていたのでそうそう動けるはずもなく...
調べるとパリ北駅にコインロッカーがあるとの事。
入国した時はまだ外が真っ暗だったので少し空港で暇つぶし。せめて明るくなってから外に出ないと危険(な事もあると思う)。
何せパリ北駅に行くにはRER B線に乗るんですが治安の悪い事で有名。
楽器と荷物持ってたら何も対処出来ない...
見事に黒人ばっかりでした。カンボジア行った時の中国の空港を思い出す。(ここでは騒いでなかった)

8時前くらいに空港を出ました。切符を買うのに小銭しか使えない自販機しか動いてなくて、窓口で購入。おじさんに往復切符を勧められたけど、帰りが未定だったから断る。
このおじさん、陽気な人だった。日本人好きなのかな?それとも若い女の子好きだったのかな?

北駅までの電車はまさかの通勤ラッシュ。そこは考えてなかった...
大きな荷物抱えてて申し訳なかったけれど、周りのおばさんが優しかったので助かりました。良かった。

駅のコインロッカーは日本のものとは違ってまず入り口でセキュリティチェックがあります。そしてコインロッカーのある所に入る、という仕組み。
セキュリティはしっかりしているのですね。
使い方は予めネットで調べてあったので(用意周到)表示を見つつ何とかスーツケースを預け、そこから観光です!行き先はモンマルトル墓地。

モンマルトルまでたどり着いたところで空腹。機内食出たけど、食べてからもう6時間くらい経ってた。
近くのカフェでpetit déjeuner.
 もうすっかりフランスを満喫しております。興奮w

一息ついた所でモンマルトル墓地に向かって歩く。
何が目的だったかというと、そこの墓地にはベルリオーズとジョリベが眠っておられるのです。

散歩してる人が多かったなー。

そしてモンマルトルで外せないのはミサンガ売りの黒人で溢れかえっているサクレ・クール寺院!
ケーブルカーあったんだけど、結構人が並んでいたので階段で登りました。疲れた...
何故か中には入らなかった。何で入らなかったのかは覚えてない。後日結局もう一度来て入る事になります。

そろそろお昼という事で北駅まで戻り、駅前のカフェでお昼ご飯。
席に座って注文してフランス語のお勉強してると後ろで「あ」という声。
ちょいっと振り返ると日本人の女の人がいました。観光で来ているそう。
結構旅慣れた人だったみたいだけど少しお話した。とりあえず一通り観光してしまって暇しているらしい。「どこかおすすめないですか?」と聞かれたけど何も知らないwガイドブック貸したら少し読んでました。
初めて日本人に会った。

そろそろ良い時間になってきたのでコインロッカーから荷物を出し、北駅前からタクシーに乗ってアパルトマンの前まで。
メールですでに建物に入る前の入り口と建物入り口の電子ロックの解除ナンバーは教えてもらっていたのですが、入力しても開かない...
何で?
しょうがないので入り口で時間になるまで待つ。

しばらくするとビニール袋担いだお兄さんがいらっしゃいました。この人がエージェントらしい。
電子ロックにぴぴっと入力。教えられてた番号と全く違った。何でだ。

部屋は4階。エレベーターなし。お兄さんが荷物を持って上がってくれた。
廊下の突き当たりがこれから2週間暮らす私の部屋でした。
中はこんな感じ。


2部屋で、ロフト付き。wifiも完備。
すごく気に入りました。
しかしこのロフトに最後に苦しめられる事になるとは...

部屋の説明を一通りしてお兄さんはお帰りに。
私はソファで昼寝してから生活に必要なものと夕飯の買い出しに出かけました。
夕飯はオムライスと桃。
何か賑やかな食卓だな。

パリの夏は湿度が低くて過ごしやすい。
夜も21時くらいまで明るいです。
いつものクセで暗くなるまで出歩いてると意外に遅い時間だったりします。
でもこの日はもう十分に観光してたし、なかなか神経を使って疲れていたから早めに就寝準備。テレビを見ながらダラダラ。

初めての一人旅、一人暮らしで少し寂しい。
ホームシックとかになっちゃうのかな。

ちゃんと戸締まりしてカーテンを閉めたら部屋は真っ暗。(実家は外が明るくてそんな暗くならない)
明日のやる事も決めてない。何しようかな。
何するにも一人なんだな。

そんな事を考えつつpodcast聴きながら就寝。
あと2週間の一人暮らし、講習会(半ば忘れかけてた)、大丈夫かな...
日本はもうすぐ朝。おやすみなさい。

20時くらいのパリ。






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